日曜日(胃痛と軽い風邪 くしゅんっ)

400円で麺一袋と鍋つき。チキンラーメン好きだよ。

[最低な提案(註を参照)]
先ほど友人が終電間近の満員車両でおじさんと鼻先5センチの距離になった恐怖を丹念にメールで教えてくれたのだが、確かにこれは地獄だ。JR中央線などの込んでる時間に乗り合わせると、この類の危険は満ちている。私自身もつい最近、四面老男という、実に孤独な闘いを強いられた。*1


[感想]一ヶ月ぶりにKiss購入。
今回の目玉は表紙でもある、海野つなみの『後宮』。まあ、ありがちといえばありがちな歴史物。そして歴史物にありがちな、顔の書き分けの甘さ。特に男が見分けづらい。あさきゆめみしは女が見分けづらいですけどね。眉毛の書き方がほんとかわいい。御所様の歪んだ表情もよかった。その他の感想は註に。*2


[物騒]
最近物騒な事件が多い。吉祥天女の小夜子みたく、"必殺ガラスで耳切り"などができればいいんだろうけど。女の子は武道などならったほうがいいと思う。っていっても敵が成人男性じゃあなあ。Mrオクレとかなら勝敗はわからんけど。最近凶悪犯が同世代の人間であることがままある。


[読書]

文学:ポスト・ムラカミの日本文学   カルチャー・スタディーズ

文学:ポスト・ムラカミの日本文学 カルチャー・スタディーズ

記事がたくさんになっちゃうけど、読了。全然知らない日本文学の、知識を入れるっていう感じで読んだ。語られてる文学のほうを読んでいないので、よくわからないのだけど。筆者は自分が男の読み手ということを、けっこう強く意識しているなと思った。女性が「女の人(だけ)の「個」の問題」を書くから筆者にとってあんま読む気がしないっていうのは、まあわかる。吉田秋生まで来るとすごいんだけど、普通の意味で女性が抱えてて人にも言える問題は、男性支配がらみってことも多く、そういうのって退屈だよね。でも女性作家ってそんなに女性の個の問題を告発してるんだろうか。内田春菊はそうだけど。吉本ばななは、恋愛についてやたら語るものの、女性としての個のことは書いていないし、川上弘美もない気がする。少女漫画でもそうだけど、対男性社会、あるいは対社会、的な構造を持つ物語はちょい苦手。それよか超個人的に、どっかコンビニで好きな人と会って恋でもしてるような*3ののほうが好き。それは全然共闘*4じゃないだろうけどーー。

*1:ここで提案したいのは「できればおじさんはこの車両に乗って下さい」的なおじさん車両をつくることだ。普通車両に乗ってしまったおじさんは白い目で見られいたたまれなくなり、おじさん専用車両に追い込まれる…(ニヤリ)…その専用車両が、おじさんにとってもステイタスで、「俺こそそこに座りたい」と思うような、ほらメディアが"中年って悪くないぜ"的宣伝をしてる「大人の車両」的な。…イヤもっと言うと「大人の男前車両」みたいな。そんなんだったらなんの問題もないよね。…的な妄想をしてみるくらい、まあ、友人はなんかものすごくイヤだったんじゃないかと!誰がおじさんか、という判定も難しいけど、それはもう、不快指数でもいいけどそれじゃあ男子のよくやる大学のサークルでのセレクションみたいであんまりなので、清潔に年齢で決めてもいいかも。資格は、30歳以上。45歳までは自由に入車が決められる。46才以上は、そこに入ることが好ましい。50才以上は、妻同伴、子供同伴以外は絶対に入車。なんなら新入車員には人生の先輩たちから軽く握手が交わされ、イニシエーションとしての入車を果たす。「お前もついに男になったな」みたいな。

*2:★『ホタルノヒカリひうらさとるは安定した面白さ。部長のことがばれてしまったらマコトくんはどうするんでしょ?たぶんナイーブに傷つくのかな?そういや、別に恋愛関係ではない成り行き上の男女の同居、恋人は別にいる、っていう設定ってかの『きみペ』と一緒じゃん!同じ編集者か?☆『30婚』Kissの対象年齢上結婚の話題は避けがたいのはわかるけど、結婚の話題って、個人的には盛り上がらない。★『こころのオフィスクリニック』絵が善人ぽくて嘘くさい。☆『ひゃっほ〜ウニファミリー』実は、犬に服を着せる人は嫌いだ。★『のだめカンタービレ』最近、カラーが少ないなあ。のだめはいつまで続くのかなあ。☆『リュウくんと私』けっこう好き。★『ワンルームより愛をこめて』こないだデビューしたカイガトモコさん。まだ絵が少し粗いかなあ。小学館『ペケ』から始まったシリアス4コマの流れをくんでいる。でも面白かった。☆『君はぼくのヒーローさ』うーん、真柴ひろみはいい人をとにかく書く。別フレ時代からそうだ。★『1/2の林檎』奈津子ちゃん、ほんと好きなひとのためならなんでもするんですね。かわいくて魅力的なんだけど主人公の恋人に出したちょっかいは断られ、はじめはたんにかっこいいから誘惑するという程度だったのに次第に本当に好きになり、ついには主人公の恋人をゲットしてしまう…(この漫画ではどうなるかわからない)という設定、『きみぺ』の福島さんと一緒ですねー。同じ編集者?☆『モーレツ!イタリア家族』これ、けっこう好き。★『3回まわって恋をして』いちこさん、かわいいですね。☆『IS〜男でも女でもない性〜』ついに春が伊吹君にISであることを告白。伊吹君はふつうにいい子なので、ひどい反応はなかった。こんどは春が学校の子にカミングアウトする。春はほんとうにいい子なので、幸せになってほしい。★『ネコ様の言うなり』猫好きには、うれしいです。☆『優雅で野蛮な女たち』ランちゃんとたくさんがついにmake out!たくさんはまあ古典的とはいえ、「かっこいい男」。ランちゃんの切ない恋心が報われてうれしい。が。たくさん、どこにいったのさ?

*3:『コンビニ恋愛レシピ』

*4:最近「共闘」ってよく聞く。で考えてたら、ケンコバのDVDとか、他の芸人と共闘してる感じだった。副音声のほうも、ほんま楽しそうやったわー。