I'm in the middle of those days

という気分になるときがある。あらかじめ、自分を遠くの‥多分ハイテンションではないけれども落ちついている未来に置いて、いまの自分を過渡期とみなして見返しているような感じ。こういう感覚は、いつまで続くんだろう。20代前半の若い人のブログを読んでいると、…どこにいけばいいのかわからないけど、ここからは出なくちゃいけないような気がしているけど、うまくいかない、でも少しは未来を信じている、…みたいな気分があって、いずれはどこかを見つけるんだろうな、今のこの気分が「そんなころもあったね」と思うようなときがくるんだろうなって思ったりもするし。わたし自身も、今を!生きる!みたいな気分は全然なくて、そういえば今生きていますね、くらいの感じで。過去の夢見たものを今生きているわけでもないし、いま夢見られる未来があるわけでもないし、それでもいまは過渡期なんだろうと、信じているのかな…。終着点が決まっていて、そこから見返してやるべきことを探すというような、向上心めいたものでもないっていうところが、哀しさなのかもしれないし、‥でも不快でもない。20代前半と書いたけど、でも大抵のその年代の人のブログはわりとちゃんと今を生きているという感じで、それはとっても健全なことだし、いいなあと思うんだけど、惹かれるのは、失望と小さな祈りを内包した語りだ。