今日もおはよう【母の愛】

ぐっすり寝れて気持ちよかった。やっぱ、ちょっと涼しいと寝れる。難点は燃えるゴミを逃したことか。
子供のときアイスティがすっごい好きで、まるで魔法の飲み物みたいに思えたけど、最近はカフェとか喫茶店とかで飲むのは適当なアイスティで(ていうか、店でティパック見たら凹む。ポットで出すとか言われても凹む。)、アー別に、もう、これで興奮しないなあなんて思ってて、でもこのまえマルニヤのアイスティを飲んで「おいし〜」と思えたので、アイスティを最近よく飲む。まるで10歳に戻ったみたいだ。元々冷えているのより、氷をグラス一杯に入れて、一気に紅茶が注がれたもののほうがてきめんに美味しい。
そういやうちの母親は、インスタントコーヒーとかティパックとか飲まない人だった。私もインスタントコーヒーは出されたとき以外は飲み干せない。母親はティパックというものをもしかしたら使ったことがない人かも知れない。噂では家庭の料理に出汁のパックを使ったりするとか聞いたことがあるが、そのようなことは金輪際なかった。コンソメもなかったかも。味の素などもってのほか*1カロリーメイトを食べようとしていたら露骨に厭な顔をされた。お菓子も、昔ははったい粉とか手作り団子などだったため、友達の家に行ってケーキを出された姉は「これ、ほんまに食べていいん?」と聞いたらしい。中・高とお弁当だったけど、冷凍食品に頼ったことはほとんどない(だから弁当の色はどの子の弁当よりも華やかさに欠けていた)。あ、でも親戚に冷凍食品屋がいた*2から、そこからもらった春巻きを食べたりはしていたけど。弁当をしきる葉蘭まで、庭で手作りしていた。カレーも、まず鶏ガラスープを作ってから、具を入れるなどの手の込みよう。一体、彼女はなぜあそこまでできたのか。別に「オーガニック礼賛」とかではなく*3、素でそうなのだ。子供の頃は、ほとんどの子供と同じようにマクドナルドが大好きで、父親が連れてってくれるとか言うとキャー!て感じで喜んだものだけど、母親のこの、本当に愛情に満ちた日々の積み重ねに比べて、この父親の安易さはどうだ。言い方は悪いが、「マック連れていっとけば子供たちがすぐ喜ぶし、安いし、ドライブスルーは簡単だし」って思ってたと思う。一回父親が買ってきたケンタッキーを母親がぶちぎれて棄てた*4ことがあって、子供たちは呆然として「ママ酷い!!」とキレたものなんだけど、酷いのは子供たちの方だ。*5
まあそんなことが積み重なって、母と子供たちはますます強くつながっていくのだろうなあと思う。だって毎食だもんねえ。スーパーで売ってるミートボールをせがんだりして、しょっちゅう買い食いして母の料理とは関係ないところで体重を増やしたりして、今もしばしばカップラーメン食べたり毎日コンビニで妖しいものを買い食いしていて、ごめんなさいp(´⌒`。q)

*1:親戚のうちでたまごご飯に味の素を振りかけているのを見て、仰天した。そこの家はうちで禁じられていたカップラーメンをいとも簡単に食べていて、これまた驚いた。

*2:今もやってる。そこのキンキンに冷えた・・というか心底寒い大きな冷凍庫(むしろ大部屋)に入るのはわくわくした。また入りたいなあ。

*3:田舎でオーガニック礼賛はありえない、あれは都会の産物

*4:まあここには深い事情がある。別れた亭主が気まぐれにやってきてポイズンフードを子供たちに与え、子供たちが喜ぶんだからそりゃあ腹も立とう。

*5:この事件はきょうだい間でも「ケンタッキー→ママ」と連想される事件となっている。といっても今でもフライドチキンは好きだ。