日曜日(うんと美味しいカレーを食べた)

まあ正直に言って『メランコリーの水脈』で論じられている文学をほとんど読んでいないのだが、「絶対的あいまいさ」の章で書かれていることは気になる。

小説は、あえていえば物語の層と批評の層の二層から成り立っているのであり、この二層はどのような読者の目にも明らかである。そしてこの二層、すなわち物語と物語批評の二層はきわめて巧みに綯い合わされている…

で、三浦さんの話は難しくてよくわからないんだけど、この線でいくと、私が卒論で扱っている作家は批評の層がないかなと思った。


11月は滅多にないトラブルがあった。成長するってこと・・涙見せたっていいぜ・・な、サニーデイサービス『成長するってこと』気分であった。泣いてないけど。まあトラブル自体はささいなものなんだけど、双方にやや気まずい思いをのこしたと思う。多分これからもときどき気まずさを思い出すと思う。だいたいいつも解決したあとでも時々思い出すってことをやってこころで溜息ついたりしてるから。もうちょっとうまくやりたい。ぱにくったりぱにくらせたりしたくない。
そういうのって西瓜糖の世界みたいだろうか。微笑み合って、傷つけなくて、生きていく。<アイデス>って、はじめ読むとちょっと憧れて、もう一度読むと<忘れられた世界>のほうに同情して。っていうか、西瓜から本当に砂糖ってとれるんですね?↓すいかペーストがあるみたい。
http://www.binchoutan.com/suikatou.html
アメ鱒に出てたケチャップとか林檎の料理も作ってみたいなあ。ああいう、写真がついてない、材料と作り方だけのレシピってなんだかかっこいい。親切が省かれてていいなと思う。
そんなことより卒論やらなくちゃ。


ところでクリスマスの季節がやってきますが、色んな人のブログを読んでいると、10歳くらいまでまだサンタを信じてる子供のいる親御さんもいるようだ。普通の子供なら、学校で「え、サンタ信じてんの?あほちゃん?」とか言われそうなのだが、最近の子供はピュアなのだろうか。私は、一度も信じたことないうえに、きょうだいで親に「商品券1000円でええよ」とか言ってたなあ。親と子でサンタごっこをやっている家って、ちょっと羨ましい。円満なイメージがある。まあ、そんな私もポインセチアでクリスマス気分になっています。あとカードも書くかも。