ぼくを葬る(おくる)

今日は1日で映画がやすいー。(水曜だって私にとっては安いけど、仕事帰りに寄るのがちょっと間に合わないし。)てなわけで吉祥寺でぼくを葬る見てきた。
http://www.bokuoku.jp/
余命三ヶ月と宣告された(超美形)フォトグラファー(31歳)の、告知後の日々です。
このフォトグラファーのようにほとんど誰にも病気のことは知らせず、愛してくれた人に愛だけを伝えて、愛の雰囲気、余韻だけを残して逝く。告知されてから家族の写真を撮り始めたのも、なんらかの自分の生きた証を残したかったということではなくて、ふつうに生活してるとある「いま、すごく愛しいなあ」っていうときのことを、シャッターを押すことで、抱きしめるような感じじゃないかと思う。
しかし彼がすさんでいたとき姉に向かって言った台詞がこわかった。そりゃ姉も泣くって。自身も攻撃的だったこの姉を演じたのはルイーズ=アン・ヒッポー。スカーレット・ヨハンソンにちょっと似てると思った。