隙間のような、愛のような。

もう何もかも試した後でまだ埋めれない隙間を見よう

何もかも試したあと、残った隙間は、たぶん絶望じゃなくて、愛のかけらなんだなあと思う。
私もけっこうがんばるほうだ。近づいたひととは、うんと近づこうとする。はじめは輪郭しか見えてないけど、時間をかけて、中に入ろうとする(でも私は中に入ってほしいと、思っているのだろうか。たぶん思っている。でもうまく表現できていないかもしれない)。手をつなげる距離にいるなら手をつなごうと思う。いつか別れるとわかっているからじゃない(そうかもしれない)。手をつないで、ぎゅっとつないでいても、ふとしたことでふっとはなれることがあるかもしれない。その隙間。
絶対にあるその隙間を見るために、がんばるんじゃないかな。
隙間が見えなければ、それは、誰かに自分を見ることなのか。


別になにかあったわけじゃない。残業続きで、ハイになっているのだ。
明日こそ寝過ごすのではないだろうか? 不安でならない。