私はひとの誕生日を覚えることにかけてはほとんど天才的なわけだが*1、高校生までは、男子が誕生日にプレゼントを贈りあってないっぽいのを見て、贈り合いの精神をもつ女子たちのもとにいた私は不思議に思っていた。でもそれは、たんにあまり男子と話す機会がなかったからで、本当は、どっきどきのプレゼント交換とか、していたのかもしれない。それはわからない。
ああ、誕生日。メールですませるのはお財布にやさしいし簡単だけど、プレイボーイの人生相談で武田鉄矢が、送別会の予算がそのひとにかけた思いを反映しかねない、といったようなことを言っていたけど（詳しくは同書を読んでください）、誕生日も、時間もお金も使っていないと、ああ時間もお金も使いたくないんだなって感じが見える。かといって、お金だけかけて時間をかけないプレゼントも、ちょっと。恥ずかしながらそんなにお金をかけたプレゼントはしたことがないし、これからもしばらくはできない。
ああ、人生って難しい。2006年度が終わろうとしている。つまり、誕生日周期もまた新しくなるわけだ（まだ、学年で考えている）。
４月にきみは生まれたんだっか。
*1:まあ、こないだ知り合いの誕生日を忘れたけど。
