君の作法を僕はあんまり好きじゃないんだ。

非をチャラにするために責め返すという作法について。
本当の話を書くのは気が引けるので、似たような話を作ると、約束の日にあらわれず「約束の日なんですけど来れますか?」というと「忘れていました。でも約束があるって、数日前に私に再確認しないあなたが悪いんじゃないですか?」みたいなことだ。友人づきあいではないけれど、社会人にはよく見られる作法である。
責めた方が勝ちだ、みたいな感じがあるのかもしれない。あるいは。最後に責めたら責められた者にはならない。
最後に責められる者になれ! 勝者にではない。勇者になるためにだ。