あの甘酸っぱい感覚…そして彼女じゃない私

吉田家のちすじ(1) (アフタヌーンKC)

吉田家のちすじ(1) (アフタヌーンKC)

この漫画、セシールのカタログの白人のお姉さんの下着を見て、わわわわ、えっちだ! とか思ってた頃のあの感覚? 思い出します。
周りの若い人たちは、「もう、セックスとか、そんな、興味ないよ」みたいな人が多くて、そういうものだよねえと思ってたら、最近、50代の人のパソコン内にコスプレ女性の画像フォルダがあるのを確認したり、40代の人が風俗のための検索してるのを見つけたり。性からの解放*1は、なかなか難しいんだなあと思った(もちろん、解放される必要性があるかどうかは、個人に委ねられると思うけれど)。
で、石田衣良は、一時期、日記を「ぼくは」とかの一人称じゃなくて「彼は」って書いてたことがあるそうだ。また、大学時代にも男子の一人が、自己紹介英文を「He..」で始めて書いていたのを見た。だけど「彼女は」「She..」とか言うと、それでもう性の限定ができてしまう。その性を生きることを前提とした言葉になる。じゃあ「それ」=「it」? Itと呼ばれた子? むしろ呼んでいく子? ま、どうでもいいんですけどね。

*1:性の解放じゃないよ!