わたしがいつも"こうありたい"と思っていた女の子そのものなの

また「夢みる頃をすぎても (小学館文庫)」を再読していたら、いままで気にならなかったところが突然ハートにしみた。主人公の黄菜子の友人が、黄菜子の恋人に言うこと。

あたしも彼女が好きよ でも誤解しないで レズじゃないわ
黄菜子はわたしの理想なの わたしがいつも"こうありたい"と思っていた女の子そのものなの
あたし自分を愛するのとおなじように彼女を愛してる 黄菜子をよろしく

私もそんなふうに、女の子をじいっと見てしまうことがある。ポニーテールの似合う女の子。パンツ*1の似合う女の子。ドッジボールの強い女の子。はつらつと発表する女の子。そういう子が素敵だなと思って見ていた。子供のころのこと。

*1:当時はズボンって言ってた