白い野良犬。

親の生まれ育った土地では、いまだに野良犬さんがいるようで、昨日なんて超威勢よくほえられて、顔かたちは愛くるしくて、白くて、ふわふわで、かわいくて、まるっこい風貌と、ご近所の人の間にはいってチクワなんかをもらってるようすから、いい暮らしはしているようだが、いかんせん野性で、ほえて、ほえて、ほえまくる。知らないうちに近くにスタンバイしていて、子供のころのようには怖くもないんだけど、いまだに、野良犬がいるのはちょっとびっくりして、うわあ、と思った。だけど無視してたら犬のほうも無視する。