だれだって間違うし
僕たちは失敗ばかりだそれでも
どんなに未熟で人生の途中でも
確かに真実に触れたと思うことはあった無駄な出会いはないのだから
ありがとうと
今は言えます
心から
- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 文庫
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いろいろと、現象を勝手に意味づけたり、縁づけたりするのは好きじゃないけど(そんなのって不自由だ)、いまこういう詩を目にしたのは、私なりに、人生の途中で起きたひとつのことーそれと過ごした時間は2年ちょっと、を消化、というか昇華…しきれてなくて、ふっと思いだしたりして、ちょっとやりきれない思いになることが今でもあるからで、そういう自分に対して、過去の自分からのメッセージ…てか怒りとか、みたいなものとしてこの詩を受け止めないといけないかなって思ったり。