空におちる。

前もとりあげた個所なんだけど…

女の子達は皆
好奇の目にさらされ
人波にもまれ
時に道具になりもし
怒ったり泣いたりを繰返し
傷つくことで自分というものを
少しずつ取り戻す
幸福の湯船にひたったままでは
永遠に自分をつかめないなんて

少なくとも… 私は同性の友人たちと、この引用部分のような感性について、共有したことはないと思う。たいてい、こういう感性を、痛みや恥ずかしさを、救ってくれるのは少女漫画だったんじゃないかなと思う。
いまでも「女の子はこうだよね」とか言ってると、「ちょっと待って」と言いたくなる。それが「女の子はがんばるよね」とかであってもです。だけど「男の子はこうだよね」という言説にはあまり興味がなくて、このあたりが私は勝手です。