前もとりあげた個所なんだけど…
女の子達は皆
好奇の目にさらされ
人波にもまれ
時に道具になりもし
怒ったり泣いたりを繰返し
傷つくことで自分というものを
少しずつ取り戻す
幸福の湯船にひたったままでは
永遠に自分をつかめないなんて
- 作者: やまだ紫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1985/11
- メディア: 単行本
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いまでも「女の子はこうだよね」とか言ってると、「ちょっと待って」と言いたくなる。それが「女の子はがんばるよね」とかであってもです。だけど「男の子はこうだよね」という言説にはあまり興味がなくて、このあたりが私は勝手です。