知らない土地に。

最近は知らない土地に足を伸ばしていなかった。
交通費かかるっていうのが大きいけど、まあ、どこにいたって、リフレッシュしても、また堂々巡りだ、みたいな、人生に対するあきらめのようなものもあったのだけど。
でも、久しぶりに海外に行って、その後もちょっと日本で小さな旅行をしたりして、やっぱり、知らない土地に出かけることはすごく…大事なんじゃないかと思った。
ずっと同じ場所にいると、その場所がどんな場所でも、仮に愛する場所でも(私は別に、いまいるところを愛しているわけじゃないけれど)、閉塞感があって(人によってはそれは幸福な空気かもしれない)。いまいる世界の先に別の世界が見えない感じになるんだけど。でも、知らない土地で、知らない人の、知らない生き方を見て。それは多くの場合、共通項によって結ばれるものであるにせよ、やっぱり、風穴をあける。
いまここ以外の在り方にちゃんと興味を持つようになるし、知ろうと思うようになる。知らなくていいことだから知らなくていいか、とかじゃなく。遠い場所のことでも、気持ちが外に向いてるから、自分にできることを外向きに探せるようになるし。もう自分の中だけでグルグル回りたくないな。
てか、そもそも、私、内向的すぎるんだよね。いろんな人にこれまで迷惑をかけてきたって思う!