年始の雑記

最近よくお弁当を作る。ずっと若いころはお弁当を作っている子は魔法使いかなにかのように思っていて、熱いリアクションをしたものなのだけど、時間を経て、それは魔法でもなんでもなく、ただの楽しい日常だったと思う。家で食べるごはんは、だしをとるものが多くて、いかんせん汁気があるので、お弁当には適さず、かといって油を使ったもので占めるのもなあ、と思うので、むむ、とくる。明日は年始一回目のお弁当だな。いなり寿司と牛肉とネギのすきやき風(汁気を極限まで抜く!)とさつまいものはちみつ煮は決まってるけど、まだ隙間あるよね。どうしよ?
年始にスケジュール帳にto do listを作っていたら次々とするべきことがあって驚いた。どれもこれも、積んでおいたことばかりともいえるけれど。今年は少しはましな人間になれればいいな。去年はちょっとオシャレに尽力してちょこちょこ服を買っていたけれど今年は専門分野の勉強に尽力したい。服に使うお金は書籍に使う。一着で小説だったら20冊とか買えるし、勉強の本なら数冊買えるもんね。いい加減語学もなんとかしなくっちゃ。あと映画とかも。年始に雑誌でいくつか目星をつけている。見に行こう。東京で過ごした学生時代に手に入れた大事なものの一つは、文学を読んだり映画を見たり、日々の美しさに執着することだと思う。たとえば勉強することも、その美しさの一つだったと思う。
今年も気の合う人と一緒に過ごす時間を大事にしたい。いつも会えるわけではない人も多いんだけど。