知識と経験は、対立するかのように言われることもあって、知識じゃない、経験こそ重要なんだとか、まあいろいろ。でも、知識はただの知識だし、経験はただの経験じゃん、と思えるので、経験が知識を否定する場面だとか、なんとか、に出会うと、めんどくさくなる。自身も、いつもそういった態度を保てるかというと、そうではなくて、世界を単一化する姿勢に出会うと、自身からも単一的な反応が出てきて、そういう相互反応が対話の特性である。
ーーって、こういう、苛つく出来事をあくまで言葉で解釈しようとする態度も、また他方の単純性を引き出すんだろうなあ。ふう。そういうときってどうしたらいいんだろ。もう対話自体やめるとか。
ところで、レアード・ハントの本を読み始めた。ランチのときにちょっと読み進めた感じでは、なんか、よさそうだった。訳者の人が惚れ込んだ、みたいなことを書いてあって、私も好きになれたらいいなあ。はじめての作家って、なんだか、みょうにどきどきする。