見つけにくいものですか。

今日は大学で用事を済ませ、東京ドームシティのサンダー・ドルフィンに乗るために水道橋へ。目を開けると幾分怖さは薄れるが、試しに目を閉じてみると確かに怖い。ことによると心臓発作などもありうるのではないか。しかし楽しかった。同乗者が泣いていた。ジェットコースターで泣くらしいのだが、生理現象らしい。
そのあとランチをして、だべって、その後、ふと、もう4年くらいは愛用しているショールがどこぞにいっているのを感じた。ない。そういや危険なほどに鞄から生地がもれていた。東京ドームシティや水道橋の交番には届いていなかった。実はすごくすごく気に入っていたので、心の揺れは相当なものだったが、静かな顔をしながら、大学までの、来た道のりをたどった。本郷の交番でも尋ねたけど、「ない」と答えられた。(ところでむっつりしている警官は笑顔を覚えるべきだ。)そこで大学に戻って、なんだか知らないが道案内とかしてくれる人のところに行っても、ないと言う。ので、用事をしてきた場所に行くと、事務室にあった!!
あーよかった。それで嬉々として帰途に。最寄り駅の近くで唐揚げと豆腐とビールを買って、道すがらにおにぎりを買った。うきうきうき。帰宅。そく風呂にはいってビール飲もう。と思っていたら、ビールの入った袋がない。どっかに忘れてきた。すぐに自転車で来た道を戻ると、おにぎり屋さんに忘れていた。
今日は、なくて焦って見つかる日でした。
しかし女子として唐揚げを忘れるというのは恥ずかしい。唐揚げへの欲望を知られることが恥ずかしい。同様の恥ずかしさは、カツ丼を食べるときなどにも感じる。揚げ物は男のものであり、揚げ物を女子が食べるのは、男につきあうとき、ないしきかんぼうの母親がどうしても揚げたがったとき以外にあってはいけないように思える。学食でも鉄板焼き定食があるが、これは鉄板にジュージューと焼いた熱い形で肉などが出てくるものだ。これを頼むとジュージューという音がもれる。というか丸聞こえだ。私とて人の子、熱さは恋しいが、このジュージューが恥ずかしくて頼んだことはない。男の子達はしばしばこれを楽しんでいるようだ。
兎に角もう揚げ物はどこにも忘れない。拾った男の子が、「あ、これ落としましたよ」と渡してくれる一方で(揚げ物w)とか思われてたらと想像するとたまらない。