あほぼけかす。

これを、子供の時分は、「かす」だっけ「なす」だっけ、と悩みながら勢いでどちらかを選んで言っていた。「茄子」だってそれなりに嫌なニュアンスを出せるのではないかと思っていた。本当は「あほぼけかす死ね」でセットなんだけど、これはさすがの町田康も言ってないので(「あほぼけかす」まではちょくちょく言っているもよう)、やはり「死ね」は禁句でつね。
あほぼけかすと言えば、大型スーパーに行くと、バギー的なものを持って(というかバギーを持って)、子供をその中に入れて、食料品を物色している母親たちを多く見かけることができるのですが、彼女たちが見ている加工食品などがもう、滅茶苦茶添加物まみれで。子供にそんなもん食べさせるなよーと思うんですけど。
でもやっぱそこは他の家庭の問題だし、多分母親自身が、そして父親も、添加物まみれで育ってきたわけだし、それで順調におばさんおじさんにもなれて子供もいるわけだし、別に問題はないかも。いい食材を買って調理したら、お金も手間もかかるし、よく知らないけど旦那の給料でやりくりできる範囲などの問題もあると思うし。
田舎だと、朝市などで野菜とか蜂蜜とか買えるんだけど、都会でしばらく生きていくとなれば、「食」は、看過できない問題をはらんでいる。食は、簡単に人間の欲望に結びつくって言うか、たとえば雑誌とかテレビでも、ほんと焚書、焚ブラウン管(あるいは焚{液晶+プラズマ})してもいいんじゃん?ってくらい食の話題があふれていて、グルメいっときゃOKって思ってる根性が透けて見える(透けるっていうか、そのまんま見える。)ように、簡単に話題に出来るぶん、簡単に欺けるし、なんといっても腹が減るので、「あーこっちは駄目かも」って思ってもそっちに流れるのもかんたんで。


そんな私の昨日食べたものは
朝:納豆(国産豆。)
昼:納豆(上のよりは安いやつ。)すき焼き的なもの(手作り。豆腐 豚肉 もやし ほうれん草) 
夜:すき焼き的なもの(同上)
おやつ:かりんとう

です。朝の納豆は、紙でつつんである納豆で、これはおいしかった。昼のは、ひきわりというスタイルは好きなのだが、朝のに比べると軽薄な味がしたかも。すき焼きはうまくつくれるようになりたい。