自分なんてない。(今日はごく真面目な話である。)

自分なんてない。と半ば呪文のようにくりかえして、多分2年くらい。最近、話せば話すほど、自分なんてないと思うようになってきた。
最近、よく人と話す。それは、学生生活が基本的に、人と話さなくてもありえたのにたいして、今は話さないとありえない、というのがあるんだろうか。ちょっとよくわからない。考えてみれば、別にたいして重要じゃないことで話しかけてひとの仕事を邪魔している悪い子のような気もしてきたが、まあとにかく最近よく人と話すのだ。
その内容はさまざま。
でも、どれだけ話しても、「こんなことを考えている誰々」というキャラが互いに確立されるってことはないように感じる。話せば話すほど、「私」が、それぞれから抜け出ていくような気がするのだ。女でも男でもなくなる。(もともと男ではないが。)本音と建て前も存在しない。
げんに、誰がどんなことを話したかって、あんまり覚えてない。ていうか、けっこう覚えちゃってるんだけども、(こんなふうに文章的な論理をするする流れさせるために私はたまに嘘をつくんだけども、そんなことは誰しもやっているころだろー。)まあとにかく、何を話すかがそんなに重要ではないと思えてきたってことだ。
声が、重要なのかなあ。こないだもちょっと書いたけど。文章なら文体ってか声(ヴォイス)。


ところで、今日は、ちょっといい天候だったと思いませんか。朝、すごく気持ちよかった。夜になっても、なんかいいよね。すごく。