中村しゅんすけの笑顔がすてきだった!ところでスーツ男子萌えについてだが、メガネ男子のときと同様、本を立ち読みした。

スーツ男子

スーツ男子

スーツ男子萌えという萌えジャンルは、わかる。ふだん普段着(ふだん普段着なのはあたりまえなのか?いやこれが必ずしもあたりまえでなく、サラリーマンの人などはスーツが普段着だろうからふだん普段着という言い方はあらかじめ世界にたいする無自覚が内包されていてーーなんつっても私もサラリーマンの一種なわけだから、サラリーマン=男という言い方にだって問題はあって、(でもそれはOLとキャリアウーマンの他に言い方が用意されていない女子の働き方におかしさがあるのかもしれなくて)さらにサラリーマンだからといって、スーツじゃない人だって相当数いるわけで。)の男子がたまにスーツだと、「おっ」って思うだろう。
普段着は、若くてもそこそこ難しいけど、年をとると、もっと難しくなる。カジュアル目な服が、だんだん人間を拒絶し始めるから。私にしたって、ジースカからそろそろ絶縁状が届きかねない。だから似合うスーツを持つことは重要なんだけど、ただ、この『スーツ男子』を見ても分かるように、「必ずしもスーツを着ている男子だからといって萌えるわけではない」というよりも「九分九厘萌えない」というのが事実なので、載ってる写真を見て、萌えるどころか、フラストレーションがたまってしまうところが、この手の本を、購入できない理由かと。でも愛なんてものはいがいと簡単に芽生えてしまうものだし、その簡単さってけっこういいと思う、ってのもあるけど。