プラズマとバスロマンス

普段歌詞カードを読まないので、しばらく聴いてて急にこの歌!って思うときある。チャットモンチーの「プラズマ」。

かっこいいだの 悪いだの
あれが欲しいだの
これがまずいだの
おもしろいTVが何チャンネルで
録画しといてだとか
アナログな私には分からない
デジタル回路のあなたの頭の中ではきっと
私のロボットが3時になると
毎日 おやつを運んでくるのでしょう?

っていう歌詞をはじめて認識して、えーなんかすごい!と思って聴いてて、でもここの部分だけだと恋人のこと「なんでも頼まないでよー私はあなた専用のロボットじゃないんだからね!」って言ってるようにも見えるんだけど、次に、

ここが好きだの嫌いだの
服を買っただのハサミがないだの
「最近太ったハムスターに
山盛りのごはんをあげた」とか
退屈なあなたには分からない
ロマンチストな私の頭の中ではきっと
あなたのマネキンが10時になると
毎晩 子守歌をうたってくれる

と来てて、恋人をマネキンとして突き放してるからこその恋人への心地よい依存を感じる。「最近太ったハムスターに山盛りのごはんをあげた」とか、ってとこもいいなあ。
そして結婚を祝福する「バスロマンス」もとてもよいです。

あなたを好きでいてよかったな
あなたを待っていてよかったな
あなたを信じてよかったな
あなたに出会えてよかったな

「あなたを待っていてよかったな」というのが胸キュンです。結局いっしょになるかどうかっていうのはタイミング>パッションって気がするのだけど、といっても「待っててよかった! 会えてよかった! 大好き!」と思いたいものですね。キュン。