謝罪はしない

自分がすっきりするために謝るのなんてやめよう、と思ったのは、小学生のとき、ある大人から、長い長い謝罪の手紙をもらったときだった。涙がこぼれます、というその言葉を読んで、この手紙を書くことで随分すっきりしてるだろうな、と思った。
というわけで、自分がすっきりしたいから謝るなんてしたくないと思う。
生きてきたからにはたくさんの罪を背負ってきたわけで、それとずっと一生一緒にいなければならないのだろうと思います。
ごめんねなんて思ってないからこそ言える言葉だ、とまでは言わないけれど。