Life

ばかげた思いだってわかってるんだけど。

なるようにしかならなかったってわかってるんだけど、何かが違ってたらこれも違ったんだろうかとか。いやでもまた違う、思い通りじゃない未来が待っていただろうとか。 そういう不安定な気持ちになるなんて本当に本当にばかげたことなんです。

いい言葉を

相手を喜ばせるためにわざと言ってるわけでないのに、なんだか最大の賛辞というか、もう本当にありがとうって思いを伝えたい、という気持ちをかかえきれず、もう、すごいすごかったです、みたいな思いをぶつけてしまった…

ちょっとひどい思い出。

東京での生活のことで、たまに思い出すんだけども、私の、田舎で育った叔父が来たときに、書店の店頭で「くじ」をしていて、叔父は「当選しましたよ!」と携帯電話を渡されていた。きっとそれで契約させられたんだと思う。そういうのって本当にひどい商売だ…

美術館を訪れて、印象派

かわいい印象派作者: 高橋明也,杉山菜穂子出版社/メーカー: 東京美術発売日: 2016/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る印象派の画家の美術展を見に行った。年を経るにしたがって、印象派に惹かれるようになってきたなあ。なんかわけもわからず…

秋が来たなあ。

秋が来て、私の気持ちはとても静かになっていると思う。 私の体は夏にはちっとも向いていなくて、多分いつもストレスを感じているのだ。 温度が下がってきてそれもようやくなくなった。ひんやりした空気の中で目覚めることや、街を歩くことはとてもよくて、…

私もすっかり年をとったものですが

最近若い子たちと話すことが多かったのだけど、傷つきやすい彼女たちを見ると、若いころってこんなに自分の感受性しか信じるものがないんだろうか、と思った。勉強して、教養を身に付けたら、それで自分を守ることができるんじゃないかな。少しましになるん…

カップのふちすれすれにたっぷり入ったのが好きだな、という気持ちを思い出して。

仕事が終わって、朝から喫茶店に来た。帰り道なんだけど。 はじめて入る喫茶店でモーニング。なんだかとても豊かな気持ち。 わたしは濃いコーヒーが好きなのだけど、そういうのをしっかり愉しむような日々を、また送りたいなと思う。最近は少しぐったりして…

昨日は写真展へ。

なんだかんだで9月も忙しく、仕事をしていない日は2日しかない。自分がそういうふうに予定を組んだのだ。しかし世の中の人は〇か月ぶりの休み、ということも話すことがあるし、まだまだいけるか。 そんなわけで少し日中に時間がとれる日は美術館に行ったり、…

喫茶店

東京での学生生活は、喫茶店でよく、強めのコーヒーを飲んだり、読書をしたり、そういう時間をよく持っていた。本を読めば、その中の言葉に、ぐっときたりしていた。働き始めてからはあまり喫茶店にも行かなかったな。いまもあまり行っていない。お気に入り…

苦手かも

なんとなく気づいていたけど、わたしはさつまいもとか、バナナとか、食卓にならんでいるとあまり食べる気がしない。ケーキになってると食べられるけど。バナナはひとふさ買ったとしても1本食べられるくらい。さつまいもをしょっちゅうふかして食べている親戚…

会いたかった画家。

会いたかった画家作者: 安野光雅出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2016/05/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る絵のことはよくわからず、大学生だったときに大学の近くにあった画廊でレプリカを見てなんてきれいなんだと思ってクリムト…

いらちの読書

MONKEY Vol.9 短篇小説のつくり方作者: 柴田元幸,村上春樹出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2016/06/15メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見る今日はこれを読みながらうとうとした休日だった。「死せる言語で夢を見るもの」は起き…

偶然に。

荒波としか思えないことが続いたけど、静かに静かに武装していたらいったん大きな波がひいた。さざ波のなかで軽視していた自分の違和感をもう一度考えなおす。なんか変だけどなにが変なのか私にはわからなかったのだ。なんか変だという自分の感覚が間違えて…

Be cool!

武装を続けていたら、けっこうふつうに武装できるようになった。クールに。

甘えっ子

事情があって今日はずっと静かに武装していたんだけども、どうでもいいことで甘えたことがあった。私、自分でもできることをできないようなふりしてやってもらうのが好きみたいである。

週末!

昔、文学を教えてくれた先生が、「本が好きなんじゃなくて、本が好きな自分が好き」ということを当時の学生の特徴として話していて、そのことはずっと私の心にあって、結局私ってそうなんだよな、と思った。それは万事につけてそうで、絵を見る自分が好きと…

好き!があふれるということ

自分でもひどいものだと思うけれど、好き!と思った人にだけ、惜しみなく話しかけ、相手のいろんな話を聞こうとしてしまう。なにを考えているの? なにを思うの? 誰か別の人の話なんて全然しなくて。そういう接し方をしている自分に気付いて、あー私ってこ…

すてきな絵を見た

絵にはちっとも詳しくない。美術展にいくと、学芸員の書いただろう、静かに情熱的な文章を読んで、いい文章だなあと思ったり、絵を見て、世界をこういうふうに見てくれている人がいるんだと思ったり。でもゆっくりじっくり見るということはほとんどない。だ…

買い物の傾向

最近、ネットで何かを買うときの基準が、これ買っておくと買わないよりめんどくさくないぞ、みたいな、省エネのための買い物もけっこう多い。めんどくさがり。 そんなんばっかりだけど、ときどき街に出ると、すてきなものに出くわしたりして、人生を豊かにす…

靴のこと

少し前に書いた「ニューヨークで考え中」で、著者がすてきな靴を持っていて、その靴をはいていると見知らぬ人にほめられることが多いという話があった。昔「花より男子」で、花沢類の好きだった年上の美しい女性が、「靴はいい靴をはく、そうすると靴が素敵…

ポーカーフェイス

なんか、あんまり笑わないポーカーフェイスな人が自分といるときに笑ってくれると、こういう人懐っこいところあったんだ、うわわわーと思ってうれしくなる。そういう戦法か?

料理

もう会うことはないその人が、いい年をしてろくに料理もしたことがなかった私がつくった料理をおいしいおいしいといって食べてくれたから、私はいま安心して料理ができているのだと思う。

裸足の季節

トルコの美しい女の子たちの話。田舎の古いしきたりに従って、男の子たちと騎馬戦をしただけで家に幽閉されてしまい、花嫁修業だけをさせられることになった女の子たちは1人ずつ結婚させられていく、という話。結婚のために処女性を求めるくせに姪っ子に性的…

ぼくは工具とあきらめを手にしてる

EACH TIME 「デラックス仕様レコード」アーティスト: 大滝詠一メディア: LP Recordこの商品を含むブログ (1件) を見るレコードプレーヤー(やっすいの)を買ってもう2年くらいだけど、結局3枚だけレコードを持っている。そのうちの1枚がこれ。散歩中に出会っ…

いい週末だった

この週末といったら、なんだか豊かであった。 まず金曜日に読んだことのない作家の漫画を買う。仕事の勉強のための本も買う。髪を切って、丸1日仕事をした後、すてきなカフェで、ふわふわのパンケーキを食べて、ごくごくと柑橘のソーダを飲んだ。その間に漫…

髪を切りました

今日、美容院で、前にいた女の人が、自分がいかに食べているか、食欲がないのに食べたいなんてまるで太った人みたいに食べている、こんな太りそうなものばかり食べている、みたいな話をずっとしてて、そんなに面白い話でもないのになあ、と思って。飲み会と…

そういう日。

今日はぐっすり寝て、ちょっと食べて、またぐっすり寝たりして、そして散歩したりして、好きなパン屋さんに寄ったり、ちょっと友達にあげるものを買ったりとか、そういう日だった! 昨日たくさんDVDを借りたのにまだ全然見られていない。

話をすることとか

自分がこんなことを思っている、まだ不確かだけれどこんなことがひっかかっている、みたいなことを、話すことができて、それを聞いてもらえる、受け止めてもらえることはたぶんすごく幸せことだなあと思う。たまにそういうひとと出会うから、絶望なんてせず…

春はどんなものだったか

春というものは、暖房はつけないものだったっけ、と肌寒くて耐えられなくて思う。でももうお花見をするような時期だよね。

何もないと思っていたあとに残るもの

自分なんてない、というのが大学生のころは口癖のように思っていて、そういうころに書いていたものって、あとから読むとなんのことを言ってるのかよくわからんような焦点をぼかしたものが多い気がする。対人関係においても、自分が何を思っているかなんてど…