ハチクロ、三つ目の疑問が解決か?

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☆7月8日に提示した疑問について
自分探し旅行の途中、松島で大工さんの一行に会った竹本くんは、建築の知識を生かしつつ(でも実践ではほとんど役立たないことを知って凹む)ご飯を作ったり洗濯をしたりする。美味しいご飯を皆に喜んでもらえて

人の役に立ってるような気がするとすごく落ちつく 不安が消える ここにいればオレずっとこうして 不安とは無縁でいられるのかもしれない

と思う。その竹本くんの顔はのっぺらぼうで、笑顔がはりついている。そこで棟梁は

そんな のっぺらぼうみたいな カオでニコニコしてる位なら いつまでも こんなとこにいねーで 気がすむまで とことん走ってこい 迷うなら迷う 走るなら走る 答えなんざ どーでもいい ハナからそんなものは ねーんだ 「自分で本当に気のすむまで やってみたか」どーかしかないんだよ

と言う。で、竹本くんは松島を出るのだが…
この棟梁の言葉! 前に花本先生が言っていた「諦めるか努力するか」以外の3つめの選択肢へのヒントが隠れている! つまり…「自分で本当に気のすむまで やってみた」ら「努力する」、「やってみなかった」らそれは「諦める」こと、そして3つめの答は、のっぺらぼうみたく笑ってた竹本くんの、幸福だか不幸だかわからないけどそこにとどまっているーーということではないだろうか?