ま、また生協にいってしまった。本買ってしまった。

刹那的な本買いが生活を圧迫中。それなのに450円もする冷やし中華を食べ、選んだゴマだれが麺にそぐわず。今度は300円台のエコノミーランチ等にしよう。
ナショナル・ストーリー・プロジェクト
In the Country of Last Things
ケータイ・ストーリーズ
読了したらまた感想を書く。「ナショナル〜」は長いので手強そう。超短編は好きだ。長編よりもずっとずっと好きだ。なぜかはわからないけど。

物事について考えを固めてしまわず、見ているものを疑うよう心を開いておけば、世界を眺める目も丁寧になる。そうした注意深さから、いままで誰も見たことのないものが見えてくる可能性も出てくる。(ナショナル・ストーリー・プロジェクトp13)

このあたり、物語を読むことの真髄…と思う。世界を丁寧に愛をもって眺められるように。疑うことが心を開くこと、となっているのもちょっと面白い。
丁寧といえば茶道のT先生。私を「あなた」でなく「あなた様」と呼ぶ。棗をふんわり拭くように指導されたり、茶杓の向きを直されたり。茶道の時間は丁寧な時間で、そのとき少し世界の眺め方が変わる、というか、世界に優しく眺められる心地になる。そして眺め返す… って、レトリックに頼りすぎだね。