まあこんな無駄な日ってあるもんですよね。

昨日は、ホットヨガに行ったあと、うっかり姉と一日中遊んでしまった。夜はシングルのベッドに二人で寝て(姉は私が床で寝ることを主張していたが、私が足を折り曲げるなどしてスペースをとらないことを主張し返し、ベッドのなかにはいることを許された)、起きたら腰などがものすごく痛かった。
昨日最も退屈だったことは、有頂天ホテルを見たことだ。時間があることから、つい「映画でも、見ようか」と、文化的な提案をしたことがそもそもの悪の発端だったと言えよう。長かったなあ…。2時間以上あった。姉がまず寝始め、私も途中で寝た。でもときどき観客が笑うので、「すごく面白い場面を見過ごしているかもしれないが」なんて夢見心地で思った。でも映画を観ること自体はきらいじゃないのだ。というか有頂天ホテル自体、別にそんなに悪くないんじゃないかと思う。だから私が眠りこけたからといって有頂天ホテルを嫌いにならないでほしい。でも見るのはテレビ放映を待ってもいいのではないか。そんなふうに思う。*1
昨日最良のことは、杏仁豆腐と言わざるをえない。新宿ルミネの吉本がないほうの、角向かいに、ファーストキッチン的なものがあるが、その隣の隣か、シンプルに隣か、あるいは隣の隣の隣の、ビルの三階か四階に、「餃子」が店名に入った中華料理やさんがある。そこでランチを食べた(私は980円のを食べた)のだが、デザートに杏仁豆腐がついてきた。美味しかったなあ。中華料理屋でフルーツポンチ的な杏仁豆腐が出てくるたびに、コックさんのことを想って出されたものをできるだけ残さない私は、半ば諦めて食べていたものだが、今回のは、本当に美味しかった。つるっとしてなくて、ちょっと「重い」感じで。ムキー!
その中華料理屋から出てエレベーターに乗ろうとしたのだが、エレベーターから出てきた人がもたついていたため、中にいる人たちが、私達が乗ろうとしているのに気づいていたにもかかわらず、「閉」ボタンを押し、そそくさとドアが閉じられてしまった。20代後半から30代くらいの男たちだったが、私はこういう人たちがけっこう嫌いなのだ。杏仁豆腐に免じて許すが、こういう人を夫に選んだ場合、それは死の宣告を意味する。
今日は、もう昨日のことでこんなに書いてしまったので、ちょっと書きすぎかなあと思う。だいたい毎日更新するのが、本当に暇人っぽくて、暇人なんだけど、この忙しくストレスの多い、皆がなんらかのかたちで「癒し」を求めているような現代社会で、こんなに暇人ぽくていいのだろうかと本当に思う。

雲の上のキスケさん (3) (ヤングユーコミックス)

雲の上のキスケさん (3) (ヤングユーコミックス)

恋人と部屋で糸電話をするシーンがあった。これはけっこう、夢のシチュエーションではないか。そんな機会が私にめぐってきたら(頼めば承諾されそうではあるが)、部屋の中で、紙コップに向かって(むろんその先にいる人に向かって)、こっそりと言ってみたいことがいろいろある。嘘だけど。

*1:さっきはてなのキーワードで見てわかったことだが、別に作品を追っかけてはいないが一番かっこいい人だと思っているオダジョーもこの映画に出ていたらしい…あれ、オダジョーだったのか!!!