おばあちゃんとトーク。

Embroideries

Embroideries

けっこう前に出ていたのに、読むのを忘れていたっす。この人の絵も、物語もすごく好きで、ペルセポリスは邦訳が出たけど、で私は英語でも日本語でも読んだけど、英語で読む方がよっぽどイイ。なので英語で読むことをおすすめ。ただ、他の言語でも出ているようなので、どれがいいのかはわかんないけど。
さて、この話は、人生経験をつんだold ladiesや、若い女の子などが、お茶を飲みながら、思い出話とか、悪口とか、自分の人生の話とか、をしているんだけど。私はわりと、おばあちゃんが断定的にものを言うときの、その口調とかリズムとか、内容とかがすごく好きで、だからこの物語もおもしろかった。日本の漫画界でいうと、「東京ガールズブラボー」みたいな、「くだらない!たのしい!」みたいな感じがある。むろんイランということで、イラン特有の事情もあり、そのへんもおもしろい。4回くらい爆笑。でもどこで爆笑したかとか、言いづらいような内容だけどーーthe little razor bladeのとことか、white magic, white stuffのところとか、I'm disappointedのとことか。
トーンをつかわない絵の手法が、なんかいいなと思った。こういう絵が描けるようになりたい・・・。