インディアナ、インディアナ

インディアナ、インディアナ

amazonでは、訳者の声による紹介があったこの本。読了してみて、なんかよくわかんなかったーーというか難解な気がした。もう一度、いや二、三度、読む必要があるって思う。平易な文章なのに、もちろん脈絡はないし、なにがどうなってるんだか、だれがなんなのかとか、わかるようでいてわからなくて。私は、小説を読んでいると、これは生来の本好きじゃないからだろうけど、「早く読まなくちゃ」と思うのだが、これは、とりわけ、ゆっくり読むべき作品じゃないかと思った。

ハムかビーンズか、あるいはハムローフとスカロップポテトとテンダーロインかフライドチキンとグレービーかスイスステーキとグレービーかオクラとニンジンとキャベツのサラダとズッキーニかカボチャの花か(ノアはカボチャの花が一番の好物で、小麦粉をまぶして揚げてあった)

こころにのこったところーーって、飯の話題で申し訳ない。カボチャの花なんて食べたこともーー見たこともない。でもそれはきっと、たんに、私の常識がないだけなんだろうか。