本を好きな自分が好き

その人を好きなんじゃなくてその人を好きな自分が好き、みたいな恋愛もあると思います。それを好きなんじゃなくてそれを好きな自分が好き、っていうロジックについては、最近の文学部生は、本を好きなんじゃなくて、本を好きな自分が好きなだけ、という、大学の先生からの苦言(?)をときどき思い出します。それを聞くまでは、誰がどんな本を好きかとかを無意識にチェックしてた気がする。いまはしないようにしてる。自分があまり本を読んでないというのもあるけど、好きな本は?どんな本を読むの?としつこく聞かれたら、いろいろ〜とかお茶を濁したりね、したりもしてます。
でも、自分が好きってことを恥ずかしく思ってること自体、アチャーて感じなのかもしれないけど。