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姉とランチの約束をしていたので、エクセシオールカフェで待った。
写真では美味しそうに見えるけど、味はトイレの芳香剤。現実とイメージの乖離。写真では美味しそうだけど食べたら、美味しいけどこんなもんかあと思うことは多い。まあ、なんでも美味しく食べるんですけど、写真で想像しすぎないようにしようかなと。美味しそうな写真は楽しいけど、食べ物の写真撮るのなんて病的だとも思うしね。とかいいつつ撮ってるけども。
で、今日オープンという店に。

左の写真を見て下さい! ごはんつぶがパンにのっかかって出てきた。
御茶ノ水にはもう飽きてしまった。
神田の三省堂にも行って、きらきら奇跡も語る者がいなければ (新潮クレスト・ブックス)を購入。金がないから、買う本は吟味する。というか最近金がないのに本を買いすぎて破綻していたから。新潮クレスト…は一見安価かと思わせて、結構高い。別に海外文学には全然詳しくもないけど、日本文学を読んでいると気が沈んでくるので、海外文学の方が好き。三省堂は本だらけだ。こんなに言葉が溢れていると怖い。こんなにも活字が溢れている。必要のない言説だってあるはずだ。
必要・不必要だとか役に立つ・立たないを越えて、もう、人生と商売は相互扶助であり、「たいして必要なくても買ってあげる」サービスだなと思ったりもする。厭な言い方だけれども、互いに、どこかで助け合っている、ということ。たいして美味しくなくても、たいして面白くなくても、などなど。質のいいものばかりがあったらそれはそれで恐ろしい。頭のいい人ばかりがいると、世界は雑多さを失うだろう。世界のほとんどが紋切り型の物語を生きているように見えたとしてもそれはそれで。多分そんなに単純じゃない。自分が早死にするかもしれなくても、年金を払っておくと他の長生きした人のためになる(まあ、延長してるけど)。たまに本気で他人を自分の利益のための道具だと思っている人がいるけども、自分のことだけ考えて生きてくなんて多分疲れる。
質とか追求せずにガンガン消費したら経済が上向いたりしないのかな…。つーか経済のことは全くわかんない。でもお金ができたら色々買いたい。欲しくなくても買っちゃいたい。買ったらすぐに消えるようなものが好ましい。お金ができるあてがないのが哀しいところ。
今日書店で見かけた本たちの中で、私がもう絶対に必要だっていう棚は2,3しかないけども、まあ途絶えてしまうと困るわけで。本を買うと、その類の本が絶版になることを避けられるかなー。しかしアメリカの本以外にあんまり買ってないので、他の言語の翻訳版も買わねば、と思っています。東欧系とか。このことは何度でも強調したいのだが、東欧系の顔は…いい。
ちなみに、三省堂でBC工房というところの椅子が展示されていたんだけど、いかしてました。