水曜日

恋愛カタログ FAN BOOK COLOR of LOVER (マーガレットコミックス)

恋愛カタログ FAN BOOK COLOR of LOVER (マーガレットコミックス)

まあ、こんな本持ってはいないんだけど、『恋愛カタログ』で、実果ちゃんが郷右近さんのことが嫌だとかいうことで色々あったとき、高田くんが「実果がそう言うなら郷右近さんは嫌なやつだ」とならずに(つまり実果を全面的に肯定せずに)、「実果がそんなこと言うなんて失望した」だかなんだかを言った、、、みたいな話があった。で、のちほど実果は「高田くんが私のことをなんでもかんでも肯定する人じゃなくてよかった」というようなことを言う。
あとで、また機会があったら確かなことを書きたいと思う。とにかくこのエピソードは時々思い出す。男の子が「こんな私を肯定してくれる王子様」的存在であることを考えると、この、高田くんの振る舞いは少女漫画的には正しくないんだけどーー異性であれどんな関係の人であれ、「ありがたいのは"本当のこと(=否定すること)を言ってくれる人"」みたいな考え方はけっこうあると思う。
で、それは確かにおとなげある態度だと思うんだけど、私は完全に愛されたいなと思った。私を肯定する文句が"本当のこと"であればいいのにと思う。