ストッキング戦争勃発か(男性誌で「肉戦争勃発か!」という見出しを見て以来、どうも戦争という言葉が好きだが、むろん戦争が好きだというわけではなく、ライフイズビューティフルを好きだという明るさにも徹底抗戦する構えだ。)

人は誰でもストッキングに足を通すことがあるが、えてして女性は、その機会がもう一方の性よりも格段に多いと言えるだろう。これをその機会に恵まれているととるか、義務ととるか。私はこれは、「ストッキングをはくべきだ」というイデオロギーが起こした戦争ではないかと見る。
ていうのも、なんでストッキングなんかはかなあかんのよ?
だいたいこちとらスーツやって滅多に着ーひんねん。
ちょっとささくれがあっただけでツー・って、ツー・って伝線して。わしゃ人類じゃ。ささくれくらいあるっちゅうねん。
ちょっと爪があたっただけでシュー・って。シュー・って広がって。
ストッキングは安かろうと一つ250円はする。いいですか、250円ですよ。
ほんで伝線したらなんや「上品な女」失格、みたいなレッテルはられて。ストッキングはけて一人前の女ですよ、みたいな。
はあ?? ストッキング程度で品がどうこう言い出すおまえのほうが下品じゃ!



ーー別に怒っていないことにたいして怒ったふりをするのは困難である。いや全然困難じゃないけど。