毛抜き。

体には、1:す・・っと毛が抜けちゃう場所と、2:「ちっ」って感じの痛みが走る場所と、ふたつあると思うけど、いや、っていうかその両者の間のがいちばん多いのかもしれないけど。
で、具体的にその場所がどこかというと、
1:下胸。膝小僧。
2:うなじ(生え際の毛)。足の指。・・・・。
とくに足の指の毛なんて、抜くことを想像しただけで痛い。痛いよー。
痛くない下胸など、抜くのと抜かないのでは、まったく有意差がない。ただすっと抜けて楽しいから抜くだけで。膝小僧もそうだよ。そんなとこの毛、ものすごい長い毛があるとか、ロココカールしてるとか、そういう特別なことがないかぎり、誰も見ちゃいないもん。
最近じゃ男の人も、エステに通って青ひげをどーにかしたいと努力したりするらしくて。(まあ、脱毛エステ中にエステティシャンから聞いた話だけど。)確かに、青ひげって、なんか「現実って甘くないなあ」みたいな気持ちにさせられるもんですけど。いまだに男の人の腕とか足の剛毛を見ると、ブロークン・ハート。これが人類の現実だ、みたいなビターな気持ちになります。
ああそういえば小学校のときのちょっと太めの女の先生の、ちょっと太めの足を見たら(なんか台の上にのぼって作業していたのを私が下から見た)、処理されてない毛がストッキングの中で窮屈そうにへたってたなあ‥。13年ぶりくらいに思い出したよ。クソー。