この国で〈精神の自由〉を求めて―哲学は抵抗たりうるか? (前夜ブックレット)
- 作者: 高橋哲哉
- 出版社/メーカー: NPO前夜
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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「知的であること」は「知識人」と呼ばれる人々だけに許された特権ではないし、まして「哲学者」や「思想家」だけの特権でもない。
徹底的に「知的」であること、批判的であること、それこそが「抵抗」の条件です。文学であれ芸術であれ何であれ、ある「文化」が「抵抗」たりうるとすれば、ここで言っている意味で「知的」であるということ抜きには考えられない。
無知への抵抗をする意味はないのかもしれない。でもあきらめるわけにはいかないね。