飲むたびに。

夜は会社の飲み会だった(ちなみに、若者飲み会ということをあらかじめ聞いていたが、実質、平均年齢は35程度だった。別にいいが)。飲み会となると、いつも出る質問があるが、「どんなタイプが好きなの」というあれである。伴侶を見つけるか、伴侶を見つけてないことが世間的に気まずい歳になるまで問われ続けられるのだろうか。だいたいどうやって答えればいいのか。
しゅっとした顔で背は171センチ以上、文学も少女漫画も読み、お笑いもたしなみ、ネタをふるときはちゃんとふり、ハートウォーミングなスマイルで、あっ、もちろんニヒルな顔もたまにして、ふだんすごくやさしくて、ドアとかむろん開けて待っててくれて、ごはんも手伝い感覚じゃなくマジでつくって、手があったかくて、ちょっと少年ぽいとゆうかなんとゆうかかわいいところもあって、でも大人で、同じ歳くらいで、頭よくて、ていうか考えていて、でも身軽で、私のことを好きで、批判的で、毛深くはなくて、猫好きで、いつ抱きついてもよくて、酒は飲めてタバコは呑まないで。でもタバコの灰を絶妙に落とす技は持っていて。なんて言えまい。だいたいこれだって作り話だからな。はん。
でも今日は会社の女の子といろいろ話せて楽しかった。というかむしろそちらのほうがメインなくせに、長々と至極どうでもいいことを書き連ねてしまった。ていたらく。