読書。

どこにいても、誰といても―異なる者たちとの共生

どこにいても、誰といても―異なる者たちとの共生

この著者といえば、翻訳家として語られることが多いけどーーこれはエッセイ。育児を、異なる者たちとの共生の方法を見つける過程として書いてる(と思う)。育児以外のことも。
違う、違うからいいんだよね、なんて言ったとしても、他者との決定的な違いを突きつけられるのはいつまでたっても慣れない。同化したいって思ってるのかどうかもわからないけど、ああやっぱり違うんだなっていう感じで。そこで私はじゃあ仕方ないなあ、って共生をあきらめるんだけど、努力していないんだなと思った。(あの、もちろん、努力って、我慢じゃなくて。)で、話は微妙に違うんだけど、ハチクロが最終回を迎えましたね。
真山くんのことをひきずる山田さん。山田さんとつきあい始めた(んだよな、確か)野宮さんは山田さんにこう言う。

ーー正直 真山の事いつまでも引っぱられるのはツライ でもそれって 離れてて解決するもんでもないとオレは思う 一緒にいよう ケンカしてもいいじゃない ちゃんと話をしよう? 全部はそれからだ(コーラス2006・9月号)

んーこういう努力って重要かも。話をしよう。関係がなかったかのように遠くへ忘れ去らせるんじゃなくて、じりじり努力して。あーでも相手が話を聞いてくんなきゃだめなのかな。恋人と友人と家族としか関係を築かないなんてわけにはいかないって気がする。んーこのエントリは、、なんか変だ。