読書。

少し変わった子あります

少し変わった子あります

自分が食べてるときとか、正確に見たことはないけど、一人で夜、食べるとき、すごく早く食べてしまうときがある。マクドナルドのポテト食べるときみたいに。そういうときって、たぶんすごく野性的で、きたないんだろうなあと思うのだ。だからこれを読んでるあいだ、ちょっと恥ずかしかった。非難されてるみたいな感じ。ほんと、すいません、みたいな。
装丁とか、帯とか、本の名前から想像するほど、おもしろくはなかった。ストーリーもうまくまとまってて、余裕を持って「美味」と感じられるような孤独と厭世がプラスされた感じかな。幻想的であることってむつかしいのかも。
日曜日の読書としては、楽しかったよ。