家事全般

高校生の頃、調理実習があって、ろくに料理をしたこともない私は万能ネギがうまく切れなくて、周りの女子たちに「気にしなくてもいいのよ、やってればうまくなるんだから」とお母さんみたいなことをいわれたのだった。いまでは、人前で料理する機会なんてないけれど、主婦のひとに「主婦って大変なのよ」とか「洗い物なんてしてなさそうな手ね」とかはけっこういわれる。実際は、よく食べよく着替え、妻と夫のふたりぶんくらいの料理、洗い物もしている(ストレスになるくらい量が多い)。手もどちらかといえば無骨だ(いやだ)。
ひとりで料理をするようになって8年。いまだに万能ネギの幅は揃わず、つながっていて、たくわんもそんなだし、いっこうにレパートリーは増えない。努力が足りないというより、「切っていればいつか幅は揃う」というふうに「いつか叶う」という期待に身を委ねてしまっていたことが原因だと思う。あるいは、毎日なんらかの形で触れていたくらいじゃ努力とはいえないのか。

eo光さん、ストーンパレット欲しい!