A little fantasy.

なにを考えていたのか、忘れてしまったけど、自分に都合のいい妄想をしていたことだけは覚えている。今日、道を歩きながら、妄想が止まらなかった。人はどれくらい妄想するんだろう。妄想中はとても自由だ。普段、自分が意識的につくっている境界線を簡単にこえていく。
子供のときからそうだった。小学校低学年のときの大きな妄想は、運動場での朝礼中に屋上まで飛んでいくというものだった。朝礼中というところが、妄想に他者の視線を必要としている点で、ちょっとお下品だなと思う。でもそんなふうに飛んでみたいなあ。びゅうん!