ハラスメント。

ハラスメント、の意識についてなのだけど。
セクシャルハラスメント。たとえば恋人関係でもないのに、男の上司が女の部下(というか、部下以前の存在)の手をにぎったり、抱きついたり、断りづらいことを見越して執拗に飲みに誘ったり、そんな女好きで酒に酔ったら女女となる自分を可愛いと思っている発言、とか。そういうもろもろのセクハラを、ほとんどの人が容認していることに気付いて、愕然としたことがある。立場の弱い女性を、立場の強い男性のもとに皆が差し出して、「しょうがないわねえ」みたいな。それよりも上司の男性も、「あいつにかかわったら妊娠するぞ」みたいなことは言うけど、どんなに抱きついていても、けして止めない。同僚の男性たちも、女性たちも見て見ぬふりなのか、「あり」だと思っているのか。
昔、某市長のセクハラを、うぐいす嬢の学生だったかな、が明るみに出したとき、周りの人の対応は、「それくらいいいじゃないか」というものだったという。本当にそういう反応。

私はほんとに怖いと思った。
これをハラスメントだと思う私がおかしいんだろうか、とか思ったし、いまも、自分がおかしいんだろうかと思う。