こんな雨の日は好きだなあ。

空が暗くて、激しくない雨が降っていて、涼しくて。
弟に話のオチの付け方を尋ねたことがある。オチが付けられない。話にはオチがあるものであり、全ての物語は予定調和的である、というストーリーテリングの潮流へのささやかな抵抗、…そうじゃない。オチが付けられないだけ。
だから普段「こんな面白い話があって…」みたいなことも言わない。話してる途中に面白くなくなること必至だから。というか私が話すことにより面白みが失せる。瞬発的な会話は、まあ得意だ。方言で話してるときに限られる。関西に近いとこで育ったから、突っ込みは早い。全然シリアスじゃないところでの、まあ話の筋から言えばなくても全く構わないような余剰部分については、ボケも言う。しかしそんなボケとツッコミも、関東ローム層のもとでは赤土のごとくただ私の顔を赤らめさせるだけで。
いざ自分が尋ねられたり思いついたりで話し始めても、ぱっと別のことを考えたらそれを言い(脱線)、時系列に話せず(無秩序)、同じ事を二回言い(不必要)、全てを忘れ(空虚)……( *´д)/(´д`、)…このブログのこと?
今も笑いのない小説を書いていて、6000字が目標で、今5800字くらいなんだけども、オチるきざしはない。*1

*1:【追記】結末らしきものはできた。むりやり希望的な結末にしてしまった。失望込みの明るい未来。でも今日は、6000字の物語を完成させたので、昨日よりはちょっと進歩のある一日だったっ。有意義でした。方向性としては、もうハッピーで仕方ない!みたいな物語を書ければ最高だなと思う。全然教訓なんかもなく、成長もなく、悲劇もなく、ハッピー。みたいな。でも、今回書いたのは、ハイテンションではない、幸福まみれでもない、どちらかと言えば暗い、しかしちょっと希望のある話。