お笑いについてこんなに真面目に話すのは本当に恥ずかしい。

お笑いブームがきて久しいが、それに完全に乗り遅れて久しい。関西のテレビではお笑いがずっと前から日常茶飯事だったので上京するまでは見ていた。すごく見ていた。当時は2丁目劇場がすごかったのだ。「1,2,3メガネ!」というかけ声を知っているか知っていないかで、人生が変わるーーと言えなくもない。言えない。当時、「日本の笑いはレベルが高い」と思っていた。心のやらかい部分で、そういう信念を持ち続けてきた。
まあでも、そうも言えないかなーと思い始めてしまった!というかその頃の2丁目なんかはやっぱすごいんだけどーーお笑い見て、爆笑することはなくなったし、高校のときよりも、英語が少しはわかるようになったので、フレンズ見ても、(芸人でない)俳優の人たちが、かなり高いレベルで笑わせる(脚本はチームでやってるみたいだが)のを、言語的な障害なしに感じられるようになったからか。
文化的に、日本の方が多くの点で抑圧されてるから、日本ではこれを克服する際にあらわれる怒り、そして笑い、…もあると思うんだけど、アメリカはそれはもうないわけで。タブーを破るすがすがしさ、みたいなとこで魅せる必要がない。日本でも力量のない人は下ネタで笑わせることがあるけど、アメリカではそれは特別なことでなく、あっけらかんとしてる。いや、まあ、アメリカでも抑圧はすごくあると思うんだけど、抑圧を破ることが偉業に読み替えられたりはしないかなと。あ、でもアメリカに住んだことないし、カナダ人の友人はいてもアメリカ人の友人はいないので知らんが。そーいやカナダでは保守党が勝ったけど、前から思っていたのですが、高校までの世界史ではカナダのことをほとんど全く学ばなかった。だがわたしゃカナダ人がけっこう好きなのだ。ぷんぷん。アブリルほど可愛い女の子がいるだろうか。アブリルの婚約者はなぜあんななのか。子供の頃よく読んだ、算数の不思議を学ぶための本に出ていたハンバーグ博士にそっくりだ。
この件(話がさまざまに飛んだのでこの件がなんの件なのかは不透明だが、ここでは「笑い」のこと。)についてはまだまだ考えたいと思う。笑いについて、くだらない本を買ったので、今度感想書く。くだらないからまだ読んでいないのだがーー。