2016-01-01から1年間の記事一覧

喫茶店

東京での学生生活は、喫茶店でよく、強めのコーヒーを飲んだり、読書をしたり、そういう時間をよく持っていた。本を読めば、その中の言葉に、ぐっときたりしていた。働き始めてからはあまり喫茶店にも行かなかったな。いまもあまり行っていない。お気に入り…

苦手かも

なんとなく気づいていたけど、わたしはさつまいもとか、バナナとか、食卓にならんでいるとあまり食べる気がしない。ケーキになってると食べられるけど。バナナはひとふさ買ったとしても1本食べられるくらい。さつまいもをしょっちゅうふかして食べている親戚…

このあたりの人たち。

このあたりの人たち (Switch library)作者: 川上弘美出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2016/06/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るワインズバーグ・オハイオみたいなのが好きと川上さんも言っていた。何人もの人の人生が見…

会いたかった画家。

会いたかった画家作者: 安野光雅出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2016/05/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る絵のことはよくわからず、大学生だったときに大学の近くにあった画廊でレプリカを見てなんてきれいなんだと思ってクリムト…

働く

わたし、ばりばり働くのとかはあまり性にあわないんだけど、働くこと自体はわりと好きで、働くことができる人生でよかったなあと思う。働いているからこそしんどいこともあって、たとえば今年やってしまった失敗をわたしは一生忘れることはないんだろうと思…

中毒のこと

SADGiRL (torch comics)作者: 高浜寛出版社/メーカー: リイド社発売日: 2016/01/29メディア: コミックこの商品を含むブログ (5件) を見るアル中ワンダーランド作者: まんしゅうきつこ出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2015/04/09メディア: 単行本この商品を含…

いらちの読書

MONKEY Vol.9 短篇小説のつくり方作者: 柴田元幸,村上春樹出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2016/06/15メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見る今日はこれを読みながらうとうとした休日だった。「死せる言語で夢を見るもの」は起き…

偶然に。

荒波としか思えないことが続いたけど、静かに静かに武装していたらいったん大きな波がひいた。さざ波のなかで軽視していた自分の違和感をもう一度考えなおす。なんか変だけどなにが変なのか私にはわからなかったのだ。なんか変だという自分の感覚が間違えて…

Be cool!

武装を続けていたら、けっこうふつうに武装できるようになった。クールに。

甘えっ子

事情があって今日はずっと静かに武装していたんだけども、どうでもいいことで甘えたことがあった。私、自分でもできることをできないようなふりしてやってもらうのが好きみたいである。

週末!

昔、文学を教えてくれた先生が、「本が好きなんじゃなくて、本が好きな自分が好き」ということを当時の学生の特徴として話していて、そのことはずっと私の心にあって、結局私ってそうなんだよな、と思った。それは万事につけてそうで、絵を見る自分が好きと…

好き!があふれるということ

自分でもひどいものだと思うけれど、好き!と思った人にだけ、惜しみなく話しかけ、相手のいろんな話を聞こうとしてしまう。なにを考えているの? なにを思うの? 誰か別の人の話なんて全然しなくて。そういう接し方をしている自分に気付いて、あー私ってこ…

すてきな絵を見た

絵にはちっとも詳しくない。美術展にいくと、学芸員の書いただろう、静かに情熱的な文章を読んで、いい文章だなあと思ったり、絵を見て、世界をこういうふうに見てくれている人がいるんだと思ったり。でもゆっくりじっくり見るということはほとんどない。だ…

買い物の傾向

最近、ネットで何かを買うときの基準が、これ買っておくと買わないよりめんどくさくないぞ、みたいな、省エネのための買い物もけっこう多い。めんどくさがり。 そんなんばっかりだけど、ときどき街に出ると、すてきなものに出くわしたりして、人生を豊かにす…

靴のこと

少し前に書いた「ニューヨークで考え中」で、著者がすてきな靴を持っていて、その靴をはいていると見知らぬ人にほめられることが多いという話があった。昔「花より男子」で、花沢類の好きだった年上の美しい女性が、「靴はいい靴をはく、そうすると靴が素敵…

村に火をつけ、白痴になれ

村に火をつけ,白痴になれ――伊藤野枝伝作者: 栗原康出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/03/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (14件) を見る今週末の読み物はこれにした。だいたい先週はずっと働きどおしの週末だったから、まあ平…

ポーカーフェイス

なんか、あんまり笑わないポーカーフェイスな人が自分といるときに笑ってくれると、こういう人懐っこいところあったんだ、うわわわーと思ってうれしくなる。そういう戦法か?

料理

もう会うことはないその人が、いい年をしてろくに料理もしたことがなかった私がつくった料理をおいしいおいしいといって食べてくれたから、私はいま安心して料理ができているのだと思う。

漫画三昧〜

塩田先生と雨井ちゃん作者: なかとかくみこ出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2015/05/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (9件) を見る雨井ちゃんかわいい。不適切なときにこみあげてくる笑顔とかすごくかわいい。能面女子の花子さん (KCx)…

裸足の季節

トルコの美しい女の子たちの話。田舎の古いしきたりに従って、男の子たちと騎馬戦をしただけで家に幽閉されてしまい、花嫁修業だけをさせられることになった女の子たちは1人ずつ結婚させられていく、という話。結婚のために処女性を求めるくせに姪っ子に性的…

ぼくは工具とあきらめを手にしてる

EACH TIME 「デラックス仕様レコード」アーティスト: 大滝詠一メディア: LP Recordこの商品を含むブログ (1件) を見るレコードプレーヤー(やっすいの)を買ってもう2年くらいだけど、結局3枚だけレコードを持っている。そのうちの1枚がこれ。散歩中に出会っ…

いい週末だった

この週末といったら、なんだか豊かであった。 まず金曜日に読んだことのない作家の漫画を買う。仕事の勉強のための本も買う。髪を切って、丸1日仕事をした後、すてきなカフェで、ふわふわのパンケーキを食べて、ごくごくと柑橘のソーダを飲んだ。その間に漫…

ニューヨークで考え中

ニューヨークで考え中作者: 近藤聡乃出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2015/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (13件) を見る今週末は何を読もうかと考えて、この漫画を手に取った。ニューヨークには行ったことがない。いつか行き…

羊と鋼の森作者: 宮下奈都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (43件) を見る昔、家にグランドピアノがあったことがあって、いつも決まった調律師のおじさんが来てくれてた。彼はこの本の主人公とはちがって、…

髪を切りました

今日、美容院で、前にいた女の人が、自分がいかに食べているか、食欲がないのに食べたいなんてまるで太った人みたいに食べている、こんな太りそうなものばかり食べている、みたいな話をずっとしてて、そんなに面白い話でもないのになあ、と思って。飲み会と…

そういう日。

今日はぐっすり寝て、ちょっと食べて、またぐっすり寝たりして、そして散歩したりして、好きなパン屋さんに寄ったり、ちょっと友達にあげるものを買ったりとか、そういう日だった! 昨日たくさんDVDを借りたのにまだ全然見られていない。

話をすることとか

自分がこんなことを思っている、まだ不確かだけれどこんなことがひっかかっている、みたいなことを、話すことができて、それを聞いてもらえる、受け止めてもらえることはたぶんすごく幸せことだなあと思う。たまにそういうひとと出会うから、絶望なんてせず…

春はどんなものだったか

春というものは、暖房はつけないものだったっけ、と肌寒くて耐えられなくて思う。でももうお花見をするような時期だよね。

あみなおす、みたいな。

ちょっと最近は、素直に肯定できなかった自分の特徴を、再評価、再構築するような時期かなあと思う。

何もないと思っていたあとに残るもの

自分なんてない、というのが大学生のころは口癖のように思っていて、そういうころに書いていたものって、あとから読むとなんのことを言ってるのかよくわからんような焦点をぼかしたものが多い気がする。対人関係においても、自分が何を思っているかなんてど…